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間男「お前は所詮2番目だ。お前の嫁も俺の下で悶えながら言ってたぜお前より全然良いってな」俺「・・・」浮気の証拠を突き付けて間男を人生のどん底に落としてやった

957:948:投稿日:2006/05/18 (木) 17:46:42

取り合えず心を落ち着けそっと家へと入った。「気づかれないか?」と
どきどきしたが気づかれることもなく家へと入れた。

忍び足で寝室の前まで来ると中から声が聞こえていた、それほど
防音性に優れていない扉から漏れ出す声に、心が締め付けられるように
苦しくなってきたが、頭の中には「真相」を突き止めることしかなかった。

ゆっくり近づいてそっと耳を当てた。男の声が聞こえる
「婚約者がいるのにこんなことしてていいのか?悪い奴だな」と笑いながら言っている男の声
「彼のことを言うのはよして下さい!本当に愛しているのはSさんだけ
彼とは結婚するだけよ、最近忙しくてセ○クスもしていないもの
誘われてもSさんの為に断るから安心して」少し怒り気味で彼女が言った

「断るなよ怪しまれるじゃないか、俺はお前の心があればそれでいいんだよ
俺はお前のすべてを幸せにはしてやれない、君も幸せになって欲しい
だから彼とも上手くやって欲しいんだ」

「そんな事いわないで、分かっているのでも今は私だけを愛して欲しい・・・」
お互いの愛のささやきが耳に入ってくる。立っているのがやっとだった
なんとなくもたれ掛かって最後に彼女の声が聞こえた

「仕事も男としての魅力もあなたの方が上、愛してるのはあなた
彼は2番目よ、お願い愛してるといって」彼女が切なそうに言っているのが聞こえた

俺はは気づかれないように出ていった、ふと喪服のことを思い出し実家に帰り
喪服をきて通夜にでた、故人を偲んで泣いている人もいた
俺は全然面識がない人の通夜で、一人さめざめ泣いていた。


959:948:投稿日:2006/05/18 (木) 17:49:37

俺は彼女との結婚を取りやめなかった、2番目の意地を見せてやりたかった
ほとんど家にも帰らず、取り付かれたように仕事をした。

彼女からの電話には常に出ていた「心配ない」「もう少しだ」と自分でも驚くほど
冷静に彼女に対応していた。無事プロジェクトは成功し最後の頑張りが認められ
俺は新工場のそこそこ重要なポストにつくようになった。

その年彼女と無事結婚した新婚旅行にも行かず仕事に打ち込んだ
彼女は寂しそうに「あなたの為だもの、私は我慢するわ。落ち着いたら旅行しましょうね」と
明るく振舞っていた。彼女は仕事を辞めて専業主婦になった、俺は出来るだけ夫婦生活を
するようにしていた

でも確実にSとは続いていた。証拠は写真、防犯ビデオ(妻に内緒で)
俺名義の電話の通話記録も取って置いた。屈辱的な内容のものも
全部残していた。復讐なのか執着なのか分からなかったけど何回もそれを
見てやるせない気持ちになっていた

妻になった彼女は私の仕事には無関心だったが、確実に増えている収入については
素直に喜んでいてSが家へくることも少なくなった。


それから1年ほど妻とSが切れていたのか分からなかったが
表面上は平穏な夫婦生活を送っていた。妻からは「そろそろ子供が欲しいわね」と言われたが
まだすべてを吹っ切れていなかった俺は「もうしばらく待ってくれ」といい続けていた。

それからしばらく経ったある日、会社の取引先リストに妻の会社を見つけた。
よく考えれば彼女の会社は商社なんだから製造業のうちと取引があっても
おかしくない、購買担当に話を聞いてみると割りと最近の話のようだった
「Sという人を知っているか?」と聞いてみると担当課長だと言うことらしい。

夜妻に一度Sさんを紹介して欲しいとお願いしてみた、妻は少し動揺し
もう連絡も取っていないからいきなり変だからと言ったが
「別に仕事の話も込みなんだからおかしくないだろ、相手も担当課長なんだし
俺も直接関わってはいないけど何かと援護は出来る、昔お前が世話になったんだから
一度顔合わせするぐらいで何も変なことはない」と半ば強引に連絡を取るように言いました

妻はしぶしぶ「一度聞いてみる」とだけ言っていた。当時Sは30代前半、俺と妻は27歳でした。



964:948:投稿日:2006/05/18 (木) 17:53:27

俺は決心していた、自分にも自信が出来ていたから。今会ってもSには負けないと
妻からの連絡で「Sさんも一度お会いしたいそうよ」と

電話越しでは妻の気持ちまでは分からなかったけど、俺は少し決心を新たにし
「じゃさ、夜食事でもしながら話をしよう」そういう俺に「わかった」とだけ短い返事
俺はその日定時で仕事を上がり、家に帰って証拠となる書類を確認し
妻と一緒にSと会いに近くのレストランへ向かった。

「復讐と意地」このとき俺を支えていたのはこれだけだと思う。
レストランに着く前には段々冷静になっていて
妻を横目で見ながら
自分を大事に思ってくれる人を大事に出来ない人間なんだなとか
後悔しているんだろうかとか、今妻はどう思っているんだろうかとか
俺はどうしたいんだろうか、妻を愛しているのだろうかとか色々頭を巡った。

レストランに着き実際Sを見て、初めて激しい嫉妬に襲われた
机の下で握りこぶしを作りながら、必死に怒りを抑え
もうすぐだ、もうすぐ終わると念仏みたいに心の中で唱えていた
食事が終わり妻とSが昔の話をしているのを聞いていたが
なんとなくよそよそしく、それが関係が終わったことを意味しているのか
俺がいるからなのかそのときは分からなかった。

「昔妻が仕事で失敗したとき助けて頂いたそうでありがとうございます」
心の中で反撃の狼煙が上がった、多分顔は紅潮していたと思う。

「いえ、上司としては当たり前のことですからお気になさらず」というSに

「いえいえこちらこそ、その後も公私ともどもお世話になっていたようで
わざわざ人の家に上がりこんでまで妻に指導していただいていたようですが
今でもなさってるんですか?」あくまで冷静に言い放った

妻とSは間抜けな顔で口をパクパクさせて、段々顔色が変わってきた
「それじゃ我が家へ場所を移しましょうか」もはや後には引けない
自分自身を励まし一人で家へと向かい、妻にはSと一緒に来いと伝えた。


967:948:投稿日:2006/05/18 (木) 17:55:38

先に家について証拠を確認しながらタバコを吸っていた
20分ほどしてから妻だけが家に入ってきた。

妻が何か言いかけたが先に

「あいつをここに呼べ、呼ばなければ即刻離婚だ」
「お願い話を聞いて」「無理」「お願い・・・」
「無理だな、離婚しかないか・・・何の証拠もなく言ってると思ったら大間違いだぞ」
「・・・・・」

妻は泣きながら俺に訴えたが俺は一切聞かなかった。しばらくして
妻はとうとうSに電話をかけた

「お願い今すぐ家へ来て・・・」

押し問答があったようだが

「あなた無関係じゃないのよ・・私だって・・・」

後半の会話は聞き取れなかったが
Sは観念して家へ来ることになった。妻はひたすら泣いていた「ごめんなさい」と
Sが家に着いた頃には妻も少し落ち着いていた、俺はSに

「長らく2番目の位置に居座らしていただきましたが、
そろそろご迷惑かと思いますので
退場させていただきたいと思います。」

あくまで冷静にそう言った
妻もSも俺の冷たい態度に申し開きが出来る状態ではないことを悟っていた

「あなたは2番目なんかじゃない私にとっては、一番大事な人なの・・・
お願い話を聞いて」

妻に続きSが

「確かに過去には、そういう関係がありましたが
Tさんが結婚されてからは、会っていません。あなたにとっては許せないと思いますが
どうかTさんを許してあげてください。あなたが忙しく寂しかったのだと思います
彼女から誘われたとき、私も強く拒めばよかった。あなたには申し訳ないことをした。」

あくまで妻に責任を擦り付けるように言うSに心底嫌悪感を感じていた
それを聞いた妻が目に涙をため、信じられないといった目つきでSを見ていた

「そんな・・・・Sさんが誘ったのに・・・」
妻はか細く言った、俺はそれを聞きながら

「んなこたどうでもいい、同意の関係だろうが」
と2人に言った。しばらくの沈黙の後

「どうか会社と家族にだけは言わないでください、お願いします」
とSがいきなり土下座した

妻は信じられないものを見るようにSを見ていた。


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