田舎で犬を飼っていたが、都会に引っ越すために田舎に犬を置いていった。時々、ドロドロになった犬が田舎からやってきて・・・



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引用元: 何を書いても構いませんので@生活板 25

426: 名無しさん@おーぷん 2016/05/24(火)02:23:31 ID:VHt
眠れない私が幼い頃の犬事情をぼつぼつ語る
大体バブル全盛期だと思ってくれたらいいかな

ちなみにかっそかそのド田舎出身だ
ド田舎すぎて小学校がなかったので小学校に上がる春、
ド田舎から田舎に引っ越した
ド田舎のご近所には犬を飼っている家庭が多かった
ド田舎だったので都会から犬を捨てに来る人が多くて、
そんな犬は人懐っこくて、いつの間にか何処かの家の犬になってることが多かった
今と違ってフィラリアの予防なんてないし、予防接種もしてなかったから、
犬は結構短命で6年から8年で入れ替わってたらしい

我が家にも元捨て犬が3匹いた
中型犬か大型犬か、幼い私が乗れる大きさ
3匹とも首輪はつけても放し飼いだ
近所はどこも同じ、首輪付けて放し飼い
毎朝8時になると、私は3匹の犬と数キロ離れた祖父母の家に行っていた
一番デカイ一匹に紐をつけて、私はその紐を掴んで引っ張られるようにして歩く
道は犬が覚えているので途中寄り道しても平気
両親は共働きだったからね、一人で軽く2時間くらい歩いてたかな

祖父母の家に行く途中、首に財布括りつけられた犬とたまに行き違う
お使いを頼まれた犬だ
肉屋さんのある道を通ったら、
よく白い雑種犬がお肉の袋をくわえて家に帰るところに出会う
私は途中の八百屋さんでたまに果物のおすそ分けを貰った
袋が重いので犬の首輪に引っ掛けると運んでくれる
お昼間祖父母の家につくけど、祖父母は畑仕事してるのでヒマ
犬たちは家についたら自由な時間なので、納屋の牛に挨拶した後どっかに行ってる
犬同士コミュニケーションをとっているので、数匹に畑を荒らしたらダメと教えると、
後から来た犬は自然とその風習を受け継いでた
受け継がないのは野良犬で、当時夕方になると出てくる野良犬が本当に危険だった
大人たちでさえ夜は軽々しく外に出ない
427: 名無しさん@おーぷん 2016/05/24(火)02:23:40 ID:VHt
話を戻して祖父母家でのお昼間
ヒマなのでブラブラと散歩をする
ご近所の犬と行き違うので挨拶する
たまに知らんぷりしていく犬もいる

祖父母の家から自転車で一時間ほど行ったところに古い建造物があって、
そこがちょっとした観光名所になってた
1日2本だけ、片道ずつのバスが出る
ド田舎のバスは音楽を鳴らしながら走る
どこからでも乗れるし、どこででも降りられる
昔はそれに乗るのが憧れで、一度犬たちと乗ったことがあった
バスの中では音楽は聞こえなかった

晴れた日は一人で観光地に行って時間を潰し、
お土産屋さんのおじさんから売り物にならない焼き芋をもらって食べてた
おじさんの他に一人若い人がいて、おじさんの弟子だと言ってた
木を削って何かを作る人だった
この人たちの店にも犬が居る
大人しい犬で老犬らしく、たまに弟子の人が放り投げた木片に独自の彫刻を刻んでた

芋を食べているとどこから嗅ぎ付けるのか、必ず3匹の犬のうちどれかがやってくる
私は毎回半分を犬に食べられてしまうのであった
焼き芋を食べたら犬と帰るんだけど、犬の走る速度は速い
幼子の自転車なんかあっという間に引き離すから、時々立ち止まって待ってくれる
喉が渇くと水を飲みに消えるけど、先に行くとまたすぐ追いついて追い越していく
帰りが遅くなったりすると、犬が吠えて急き立てる
野良犬が危険だってことは飼い犬が一番よく知っていたようだ
祖父母の家につくと、大体犬のほうが先に帰っていて軒先で寛いでる
祖母が夕飯を作っていて、そこに母がやってきて、皆でご飯を食べる
たまに父も交じるけど、父はもともと都会の人だから味が合わないと、よく外食してた
帰りは母の車で帰る
犬たちはたまに車に乗るけど、乗らないことが殆ど
7時半ごろ家に帰って、9時に寝て、7時に起きると3匹とも庭先にいる
そしてまた8時になると、3匹揃って私が出かけるのを玄関で待っていてくれるのだ

小学校に行くため引っ越す時、両親は犬を連れて行くか散々悩んだ
けれど田舎といえども既に犬の放し飼いには厳しい目を向けられていて、
自由に走り回る犬たちにとっては窮屈でしかないからと祖父母の家に置いていった
時々、本当に時々だけど、ド田舎から新居にまで犬たちがやってくる事があった
犬の足だと4時間はかかるくらいの距離だろうに、ドロドロになって会いに来る
そのたびに近所からはキツイ言葉を浴びせられ、私にまで処分しろと言われた
犬を車に乗せて連れ帰る母はどんな心境だったのか

ある日祖父母から一匹が鳴きながらお前たちを探し回っていると連絡があった
母も父も仕事で、帰ってきてみんなで向かった時には既に命が尽きていた
内蔵のどこかが病気におかされていた
他の2匹も老いと病気で急激に弱っていった
一匹は目が濁り、見えなくなり、野良犬に襲われて亡くなった
もう一匹は寿命を悟ったのち、今夜限りと言われたその日に自ら姿を消した
3匹ともを我が家にきてから7年たっていた
当時8年生きれば大往生と言われていた犬たちにとって、
十分天寿を全うできたのではないのだろうか

428: 名無しさん@おーぷん 2016/05/24(火)03:45:03 ID:IhN
飼われる犬と野良犬の差はどこで付くんだろう。
431: 名無しさん@おーぷん 2016/05/24(火)07:57:24 ID:1mz
>>426
いい思い出を持ってるんだな
わたしは都会育ちで犬とそこまで触れ合う機会もなかったので
羨ましいです
432: 名無しさん@おーぷん 2016/05/24(火)08:19:22 ID:rmN
無理なもんは無理だろうが、犬生の半分?を別れて暮らしたのはなんとも言えんな
















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    コメント一覧

    1. 名無しの墓場 ID:726572

      いい話?なのか??

      Reply
    2. 名無しの墓場 ID:726575

       何がいいか悪いかは人其々の基準だが
      スレ主は懐かしい思い出として語っているし
      犬もスレ主に4時間歩いても会いに行ったり
      今際の際に捜すほどの存在なのだから
      お互いが絆で結ばれていたんじゃないだろうか。
       人も犬も何年生きたかじゃなくて
      どう生きたかってことが重要なんだと思う。

      Reply

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